何も足さないを体現 明治「Dear Milk」の広告

おはようございます。2025/5/28 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.05.28
誰でも

先日、山手線内で遭遇した明治「Dear Milk」の広告です。カップ部分が白く塗りつぶされていて、ロゴや商品情報が消えているという大胆なデザインが印象的です。パッケージを見せないって、かなり挑戦的。

広告デザインは派手さを避け、商品情報も記載せず、ただ静かに食べる表情だけにフォーカス。モデルさんには女性、男性、シニア、子どもまで幅広い年代層の方が登場。ライフステージを問わず受け入れられる商品であることを、ビジュアルで体現していました。

パッケージ部分は文字情報を一切載せず、真っ白の容器のみ。パッケージ命とも言える「食品」の広告でブランドロゴや味の説明すらない設計。ただ、モデルさんのなんとも“良い”表情の写真も相まって逆にどんな商品か気になる=検索したくなる・スーパーで探したくなる、そんな広告ですね。

うーん、“引き算の美学”とも言えるでしょうか。

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