商品ボトルをそのまま広告に Primavistaの広告

おはようございます。2025/5/25 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.05.25
誰でも

先日渋谷駅で遭遇した、花王が展開するPrimavista(プリマヴィスタ)と「星のカービィ」のコラボ広告です。

カービィを起用することで、親近感とSNS拡散力を両立。なんで柱巻きなのかなーと思ったけど、商品ボトルをそのまま広告にしたようでした。

カービィというキャラクターは、子どもから大人まで幅広く認知があり、若年層にも認知が高い存在。そこに「数量限定」「限定デザイン」といった要素を加えることで、“プレミアム感”を演出しつつ、購入動機を高めていたように感じます。

また、柱ごとにデザインを変えることで、商品のバリエーションを表現しつつ、全てカービィのイラストが違っていて、歩行中に遭遇したら思わず撮りたくなる…そんな印象があります。「かわいさ」を前面に出し、商品との接点を自然に広げる工夫ですね。

季節的にも、5月というタイミングは紫外線が強くなり始める時期であり、「UV下地」という製品特性と相性が良い時期。暑くなる前に、ベースメイクの準備を促すタイミングでの訴求は、販促的にも理にかなった展開だと言えそうです。

全体として、親しみやすいけれどしっかりと販促効果を狙った、緻密な戦略が感じられたプロモーションでした。

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