174枚の原画が登場 「ガツン、とみかん」の広告

おはようございます。2025/7/29 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.07.29
誰でも

先日渋谷駅で遭遇した、「ガツン、とみかん」の広告です。 江頭2:50さんを起用し、30秒CMのために描かれた174枚の原画を掲出。ズラッと並ぶ様子は圧巻です。

近くで見ると、ちょっとした間違い探し感覚。 30秒の映像制作に込められた「熱量」をそのまま可視化した構成に。タイパ重視やコスパ志向が叫ばれる今、「手間をかけることの意味」をあえて伝えるこの演出、めっちゃアツいですね!

夏って季節柄でしょうか。青を中心とした爽やかカラーの広告が増えている中で、「黒」って色味も思い切っているなと。ましてや「ガツン、とみかん」という商品のパッケージ等からは想像できない色味で、「ガツン、とみかん」の広告だと伝わらないリスクもあるように感じます。その中でも、この色味でこの見せ方を選んだ思い切りの良さに驚きもあります。

加えて、映像の尺ごとに秒数が記されており、実際の動画が見たくなる見せ方です。真夏の渋谷で、ひときわ異質な熱量を放っていた広告でした。

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