訪日中華圏観光客をターゲットにした「交通銀行」の広告

おはようございます。2025/8/3 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.08.03
誰でも

先日渋谷駅前で遭遇した、「交通銀行」のクレジットカード広告です。

富士山や日本家屋、だるまなど“ジャパン”要素を背景に、中国語でのメッセージを展開。訪日中華圏観光客をターゲットにしていますね。

渋谷駅前、スクランブル交差点から視認性抜群の場所に、中国語によるメッセージとともに“日本”要素が詰まったビジュアルが。右上にはMastercardのロゴが描かれ、なんとなくクレジットカードの広告だろうと、すぐに認識できる点が特徴的です。

メインコピーは、中国人観光客や在日中国人向けに特化しており、キャッシュバックやポイント施策が強調。日本国内でありながら、中国語・人民元圏の消費者に明確にターゲットを絞った施策であり、訪日インバウンド需要の盛り上がりによる展開と考えられます。

私自身、毎週渋谷駅行っていますが、(流石に正確な数は知りませんが)海外旅行者率が高い印象もあり、こういった対日本人向けじゃない広告展開も不思議ではないですね。

そういえば以前、オール英語の「食べログ」の広告と遭遇したこともありました。

今後もこの動きは増えてきそうな予感。引き続きウォッチしていきます。

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