「解体を主張する。」…って? 渋谷PARCOの広告
おはようございます。2025/8/4 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告
2025.08.04
誰でも
先日渋谷センター街周辺で遭遇した、渋谷PARCOのリニューアル告知広告です。 カルチャーの発信拠点である渋谷PARCOらしい、攻めた表現の広告だなと。

墨絵風の筆文字で「解体を主張する。」というコピー、遭遇して最初にフツフツ浮かんできたのは「いや、どういうこと!?」という驚きとも、困惑とも言えない感情でした。
筆跡が荒く、「主張」の「主」なんて結構消えかけてて読めるかどうかも怪しい…そんなビジュアルで、整然とした広告とは真逆の「破壊」や「再構築」を想起させる表現になっているように感じます。
この「解体」という表現、ただの建物改修を意味するのではなく、「価値観や常識の刷新」といった根っこの部分の変化も表現しているのかなと。広告というよりもアートに近い佇まいで、「これは何だ?」を入り口に、自発的な興味を喚起する仕掛けとなっていた、そんな広告でした。
そういえば直近、こんな記事も見ました。キーワードは「インバウンド」、さらなる進化を目指したリニューアルなのかもしれません。
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