「32歳で“読書”はじめました」 大和書房とオモコロのコラボ広告

おはようございます。2025/7/30 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.07.30
誰でも

先日新宿駅で遭遇した、大和書房とオモコロのコラボによる書籍プロモーション広告です。

32歳で読書を始めた男性のリアルな感情が爆発、かつ熱量高く表現。「いつはじめても遅くはない」という力強いメッセージが通行者の背中を押しますね。

広告は赤と青の2面展開で、各コピーは口語的な文体で統一されており、なんというか親しみやすいトーンとなっていました。

流石に全部は読めないですが、ぱっと目に入ってくるワードに引っ掛かりがある、というか、なんだよ「おしっこ漏らす」って!と思わず一人ツッコミしたくなるビジュアルでした。加えて、写真の方が変に目立たず、でも存在感がある感じが絶妙で、没入できる感覚もありました。

「いつはじめても遅くはない」というフレーズは、自己否定や迷いを抱える大人たちへのメッセージに。書店や出版社ではなく、オモコロさんがこのテーマを掲げることで、より共感と拡散を狙った企画として成立している、そんな印象もあった広告事例でした。

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