“歌詞のみ”が戦略的 Mrs.GREEN APPLE新曲「天国」の広告
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
先週、渋谷駅と新宿駅で遭遇した、Mrs. GREEN APPLEの新曲「天国」の広告です。


広告に描かれたメッセージは何かの歌詞?と思って、検索していたら「天国」って楽曲に行きつきました。直近(5月2日)に配信リリースされたようで、そのプロモーションなのかなと。映画「#真相をお話しします」の主題歌だそう。
“歌詞のみ”のだいぶ思い切った広告で、より言葉の重みが際立っていた感覚がありました。

ただリリースしたことを伝える内容ではなく、感情に直接訴えかけてくる「詩的な表現」を用いることで、強い印象を残す効果を生み出していました。「大切で愛おしくて痛くて惨め」とか「そうだ 家に帰ってキスしよう」とか。
下手をすれば、何の広告かすらわからない内容ですが、裏を返せばこのメッセージが響く層がファンの見込み層であり、既存ファン層で、マス的にプロモーションしているわけではないのかも。戦略的ターゲティング。
にしても、これ審査OKなのが個人的には発見でした。もちろん、電鉄ことに基準が異なる前提はあるにしろ、交通広告の幅が広がるぞ。
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