不思議すぎるジェン文字たち iPhone16の広告

おはようございます。2025/5/16 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.05.16
誰でも

先日、都内各所でプロモーション展開していたiPhone16の広告です。

渋谷駅構内

渋谷駅構内

渋谷駅構内

渋谷駅構内

背景は真っ白で、情報を極限までそぎ落とすことでジェン文字とメッセージの印象の強烈さがUP。

数多くの大型枠を使って展開された、この謎すぎるジェン文字たちに「!?」ってなった方も多かったのでは。 謎ビジュアルに振り切ったことで、強烈な違和感を作り出していました。

新宿駅構内

新宿駅構内

新宿駅構内

新宿駅構内

キャッチコピー「あれもこれも、ジェン文字に。」は、ユーザー自身が感情や行動をより自由に、直感的に表現できる新しいコミュニケーションツールであることを間接的に伝えていて、「ジェン文字が何か」と言う取扱説明書的な説明は一切なし。こうやって思い切った広告展開してくるAppleさん、相変わらず凄い。

渋谷タワレコ近く

渋谷タワレコ近く

あと注目なのが、広告右下に記載された携帯キャリアのロゴ部分。恐らく、広告費を出した企業を示していて、キャリア(docomo、au、Rakuten)がバラバラ。Apple本体が決めた広告を各キャリアで分担して出し合っているって感じなのかな。

生成AIの時代において、ジェン文字を通して「言葉」をアップデートするというメッセージを、街中広告を通じて消費者に問いかけた…そんな事例でした。

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