Instagramアカウントを主役に アース製薬の広告

おはようございます。2025/5/17 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.05.17
誰でも

先日、新宿駅で遭遇したアース製薬の広告です。

自社のInstagramアカウントを主役にした異色のプロモーション。2022年から2025年にかけての投稿やキャンペーンを整理しながら紹介しており、広告でありながら企業アカウント視点を前面に出した、見応えのある内容となっていました。

冒頭の「アース製薬のインスタ担当です」という語り口調の文章は、いわゆる「公式アカウント」感とはちょっと違うカジュアルさがあり、広告というより自己紹介や卒業アルバムのような、親近感を感じさせますね。企画(G目線のInstagramなど)を並べたことで、フォロワーでなくとも「なんか面白いことやってる」と思わせるキッカケ作りも見事で、Web上の企画を上手くリアルでも活用していたな…って印象でした。

今回の事例、公式Instagram自体を主役に据えた珍しいOOH展開だと思います。数多くの商品を世に送り出しているアースさんが、商品広告ではなく、Instagramアカウントの宣伝という思い切った展開をしてきたことに、個人的には驚きがありました。

「SNS運用そのものをコンテンツ化する」という企画、同様な展開ができそうな企業さんは多そうですね。今後の展開にも注目したいところ。

無料で「加藤誠也のSNSでは言えない話」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

読者限定
【広告事例】ハイキュー・ChargeSPOTなど
読者限定
【広告事例】スイスイ泳いで20分・プル活など
読者限定
【広告事例】UberEats・ワンパンマン・電撃就任など
読者限定
【広告事例】ドラゴンボール、ちいかわ、晴れ風など
誰でも
「解体を主張する。」…って? 渋谷PARCOの広告
誰でも
訪日中華圏観光客をターゲットにした「交通銀行」の広告
誰でも
ファーストペンギン的な演出 人生投資アカデミーの広告
誰でも
溶けるほどの暑さを表現 UberEatsの広告