150枚写真が圧巻 ZONeエナジーの広告
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
先日渋谷駅で遭遇した、ZONeエナジーの広告です。


新ブランドアンバサダーのENHYPEN NI-KIさんの躍動感あふれるダンスをビジュアル化。ブラックを基調にしながら、動線に沿って紫や青のエフェクトを加え、エネルギーやスピード感、そして「非日常感」を描いているように感じました。

写真の下部には、製品の「カフェイン150mg」という数字と連動させてか、写真に番号が。150まで続いていました。「パフォーマンスを最大化する」って意味合いも込められているのかなと。

個人的には「5月」って掲出タイミングも興味深い。入学したり、部活に入ったり、進級したり、新しい会社に入ったり…とバタバタな新学期シーズンがひと段落し、生活が落ち着きを見せ始めるこの時期。天候も梅雨に向けてジメジメし始めたり、少し疲れが溜まり始めたり、やる気を維持することが課題になる時期でもあります。(「5月病」って言葉もあるくらいですし。)
そんな時期に、「エネルギッシュ」さを象徴するような広告を打ち出すことで、気分を一気に切り替え、ネガティブなムードを吹き飛ばす“起爆剤”のような存在として機能させている印象を受けました。まさに、消費者の心理状態と行動タイミングを的確に捉えた展開だなと、そう感じた事例でした。
すでに登録済みの方は こちら