【今日のOOH】アサヒ飲料「ワンダ」の広告

おはようございます。2025/4/9 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告 2025.04.09
誰でも

星野源さんを起用した、アサヒ飲料「ワンダ」の広告です。
先日、エレベーター内の広告で遭遇しました。

「エレベーター広告=ビジネス向け(BtoB)」といった先入観がありましたが、この広告を見て消費財も確かにいいなと思いました。ちょっとコンビニ(売店)や自動販売機に行ったときに、売り場で広告を思い出して買ってみる…といったことが起こりそうな気がします。

さらにいえば、時間帯によって動画の放映が分けられたらもっと良いのかもしれませんね。例えば、今回のような「コーヒー」であれば、カフェインを意識して夕方以降の購買は減ると想定されるので広告自体放映しないようにしたり、朝は「今日1日の頑張りにこれ1本!」、昼は「午後からのもうひと頑張りにこれ1本!」と言った具合にメッセージを変えられると、同じ商品の広告でも感じ方が異なってきそうです。

加えて、ビジネスタイム(9時-18時ごろ)はBtoBサービスの広告も流しつつ、出勤・退勤タイミング(7-9時、18時以降)は消費財やtoCサービスなど、“個人の楽しみ”にフォーカスしたコンテンツ流せるといいですね。(脳が疲れ果てた退勤時にビジネスサービスの広告見せられてもなぁ…と思います。)

ちょうど、エレベーター乗る前にエントランス近くで「今日どこに飲み行く?」と相談していた5人組がいましたが、その層にエレベーターで居酒屋とか近隣の店の案内できていたら…と思うと、とても可能性を感じる広告媒体です。

エレベーターという個室空間で、視聴側からすると“逃げ場”がないからこそ、よりパーソナライズした形での展開の必要性を感じた…そんな事例でした。

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