【今日のOOH】ネフリの小五郎(Netflix)の広告
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
渋谷駅で展開していた、「名探偵コナン 隻眼の残像」の広告です。
昨年もコナンの新作映画タイミングで広告を展開していた同社。怪盗キッドが“ネトフリ”を盗むっていう、作中のストーリーをリアルで表現した展開が印象的でした。

「怪盗キッドがネトフリをいただいた」ようです。
ストーリー性のある演出面白い!
さて今年は… “ネフリの小五郎”ですか!笑
相変わらず、面白い遊び方しますよねぇ。

昨年同様、Netflix内でコナン映画前作を配信していることを告知する内容です。
今年は渋谷駅前と駅構内で展開されていて、駅構内では映画27作それぞれに“ネフリの小五郎”の解説コメントが付いたビジュアル。1枚1枚読みたくなる仕掛けになってて、広告自体が「見応えのあるコンテンツ」でした。



個人的に、過去作をズラッと並べて“全てに”解説コメントを入れている点が興味深いなと。
壁一面に歴代ポスター+あらすじを並べ、“懐かしさ”を意識させつつも、「これ見ていない!」という発見&コンプリート欲を刺激する狙いがあるのではないかなと思います。実際この前を通りかかる方は、立ち止まって見入ったり、広告見て色々会話していた姿が印象的でした。
Netflix的には過去作をフックにサービスに加入させたい狙いがあるって考えると、
・“ネフリの小五郎”と本作で活躍(?)する毛利小五郎にフォーカスを当てて最新作を盛り上げつつ、
・その世界観で過去作に紹介文入れて視聴を促す。
…とても見事な訴求だなと感じた事例でした。
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