心理的ハードルを下げる狙いか ウイスキー「陸(Riku)」の広告
おはようございます。2025/6/20 本日の広告事例をお送りします。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
加藤誠也 広告
2025.06.20
誰でも
先日遭遇した、キリンビールのウイスキー「陸(Riku)」の広告です。 大きく微笑む今田美桜さんと、手に持つハイボールグラスが印象的。


まず目を引くのは、「いいウイスキーは、きれいな味がする。」というコピー。なんとなくウイスキー=重厚で大人向けといったイメージがありましたが、そこのハードルを抑えつつ、透明感やピュアな印象を与える言葉だなと感じます。
また広告には、今田さんの日常ワンシーンを切り抜いた写真が何枚か載ってますが、 ウイスキーのハードルを下げ、初心者や若年層に関心持ってもらうことを狙っているのかな、と。等身大の姿が並ぶことで、「私にも合うかも」と思わせる心理的ハードルを下げている感覚がありました。


商品そのものよりも味わう時間や雰囲気を楽しむ、そんな感じの訴求で「ウイスキーの新しい入り口」を丁寧に描いていた、静かで力強い広告事例でした。
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