草刈機まさおの広告
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
7月4〜7日に「福岡」に行ってきました。今日はその際に遭遇した広告を紹介します!
福岡空港内で遭遇した、草刈機「まさお」の広告です。色々ぶっ飛んでいる感じがあって、個人的には結構好きです。

「なぜ福岡空港に草刈機?」と調べてみたら、手がけているキャニコムという会社が福岡県うきは市にあるようでした。
中央には草刈機に乗る女性と、横でポーズを決めるモデル風の女性。背景には大きな湖が印象的な風景写真が描かれており、実際の「草刈機」作業とはかけ離れたロケーションが舞台となっています。「ノッてるね。刈ッてるね。」というダジャレ的なコピーや、上部のディスコボールの上に乗る人物の演出も含め、徹底して「楽しくて意味不明」なテイストを貫いていました。シンプルにツッコミ要素が多いデザインですね。
なんというか、「ギャップの演出」がポイントなのかなと。「草刈機」という商材を考えた時に、機能性や耐久性、安全性といったスペックに注力しがちですが、この広告では商品そのものの説明は一切ありません。その代わりに、「目に留まる」「記憶に残る」「SNSで拡散したくなる」といったファーストビュー最優先の設計となっているように感じました。
「草刈機」というニッチ商材を、広告クリエイティブの力でいかに世の中に発信していくか、という興味深い広告展開でした。
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