【今日のOOH】フリスクの広告
※考察は私個人としての意見で書いておりますのでご注意ください。
先日渋谷駅で遭遇した、FRISKの広告です。


「新生活をはじめるキミへ」というテーマで展開された応援キャンペーン。#あの頃のジブンに届けたいコトバ をテーマに、各著名人の方から手書きで寄せられた言葉たちが印象的です。
こちらの企画は昨年も同様に展開。色味などは若干異なりますが、クリエイティブのデザイン構成はほぼ同じようでした。

#あの頃のジブンに届けたいコトバ と題して様々な著名人のメッセージが掲載。入学式シーズンを意識した内容かな。
広告内にFRISKの直接的な訴求はないけど、「スカッと」という言葉使ったり、写真がフリスク型になっていたり、背景青だったり様々な工夫が見られました。
恐らく、主にターゲットとしているのは、進学や就職などで新たな生活をスタートさせる10代後半〜20代の若年層。環境変化に期待を抱きつつも、不安や緊張も多く抱えている中で「ジブンらしくいたい」「でもそれがうまくできない」と葛藤するタイミングにそっと背中を押すような“言葉”が描かれていました。

崎山蒼志さん、藤森慎吾さんなどの著名人が自筆メッセージ

商品そのものよりもブランドが共感する「気持ち」を軸にコミュニケーションを設計している印象です。「リフレッシュ=気分転換=FRISK」という機能的な側面から、「ジブンらしく生きることを応援する存在=FRISK」という情緒的な価値への拡張を意図しているように感じた事例でした。
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